土佐の嗚咽

突然あらわれてほとんど変人である

ホーチキン

 これだよこれ、気づいたら半月以上経ってる。パソコンを中々立ち上げないからモチベーションも上がらないのが原因の一つか。まあ言い訳なら吉本のお偉いさんと同じぐらい出てくるんで、これぐらいのマイペースでやるしかない。

 

 先日、昼寝をしていたら寝違えたのか背中の筋をやってしまって、数日間ズキズキとした痛みを後背に抱えながら生きていた。やっとこさ痛みも引いた矢先、本日は風呂場で靴洗ってた中途に左中指をコンクリに突き指。激痛の指先を見ると、オネエのマニキュアの如きドス黒い色の内出血だ。もうついてねえ。

 この二ヶ月、陰鬱な事件も多い。自分の肌には刺さらない刃物、かからないガソリン、聞こえない罵声が、まるで自分のことのように重い気分にさせやがる。

 

 仕事について、幾つかの面倒くさい部分ともったりした何かが広がってきて疲れてきた。辞めたいというのではなく、いい加減動く潮時といつも感じてる。自分のやりたいことのために別の仕事をするなら、もっと割り切って金稼げる仕事しないと駄目だと思う。割り切れない、妙に情や愛が挟んでしまう今の仕事だから、変に続けられなくなってきてる。

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 同僚の方にトコブシをいただく。室戸でいうところの流れ子。アワビにも似たこの貝は、春先から8月いっぱいまでの漁期でしか獲れない高級品だ。あ、写真奥が流れ子です。手前のオジサン玉子は私の化身です。

 これをザブザブと洗ってから軽く下茹で。アク抜きですね。こいつを鰹だし、薄口醤油、砂糖、酒なんかで煮る。室戸で流れ子といえば、煮付けか炊き込みご飯が主だ。

そもそも貝が苦手な私だが、まあそれほど癖がないので流れ子はあり。ただの贅沢病か。あ、ついでに私の化身も一緒に煮てしまった。

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 翌日。というわけで、カニカマときゅうりのサラダ、クジラのさえずり煮込み(これも店の余り物)、流れの煮付けで一献。アワビのような食感だが柔らかくて旨い。お出しもしみてていいぞ。一日でこれぐらい人間も物事が染み付かないと駄目だ。

 

 今日は休みで1時間かけて安芸のダイソーへ買い物に行った。久々に行ったら、いきなり火災報知器が鳴り響く店内。他の客同様、平静を装いつつもドキドキする俺。この前のこともあったし、もっとパニックになってもいいはず。しかし避難誘導や店員もなにか言うわけでなく、放送では現在原因を究明中とだけ。

 普通に買い物するフリの客。いらっしゃいませ~、という店員。なんだかコントのようなシュールさと気味の悪さ。こういう時、どうしたらいいの?